陸上競技の短距離の元オリンピック選手で、現在は指導やスポーツ解説等で活躍している朝原宣治さん。実は中学時代はハンドボールの選手として、全国大会への出場を経験しています。高校からは何か新しいことを、とクラスメイトに誘われた陸上競技部に入部。めきめきと力をつけ、高校3年の時には走り幅跳びで全国大会で優勝する実力者となりました。

大学卒業後は大阪ガスに入社しました。留学や合宿、大会以外は、基本的に他の社員と同じように出社していました。その後、2008年に開催された北京オリンピックの陸上男子4×100メートルリレーでアンカーを務め、銀メダルを獲得。同年9月に引退するまで長きにわたって日本の陸上競技界を引っ張ってきました。競技引退後もそのまま社員として在籍していますが、自身の経験を生かして陸上競技教室を開催したり、陸上競技クラブを作ったりする活動を進めてきました。

現役引退から10年を数える2018年、朝原さんが46歳になる年に、同じく陸上競技選手として活動していた知人に声をかけられたことがきっかけで、世界マスターズ陸上競技選手権大会の男子4×100mリレーに出場。見事金メダルを獲得します。「やはり元アスリートですから、『金メダル、世界記録を目指そうよ』という言葉に惹かれました」と笑いながら話す朝原さん。

どうしても体を動かす時間を作ることができなかったり、モチベーションが上がらなかったりと、急に体の衰えを感じるようになってしまうという人に、朝原さんは、自分の活動を見て元気になってほしいと考えています。走り続けることで、人に勇気を与えられることが原動力となっている彼の“Life 2.0”とは?