近年、多様性のある生き方が尊重されるようになり、生涯独身を選択して充実した“Life 2.0”を手に入れる方も増えてきたように感じます。マニュライフ生命のプランライト・アドバイザーに、ひとりで充実した生活を送るために必要なポイントを聞きました。
■単身者こそ積極的な資産形成を

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これから先、ひとりで自分らしく生活していくために、お金の面で考えておくべきことはありますか?
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単身での生活は、時間的・金銭的な制約が比較的少なく、自分らしいこれからの生活を実現しやすいのがメリットですよね。ゆとりある暮らしを享受しつつ、収入の一部を貯蓄に回しておくと、より安心して生活できるでしょう。お金を貯める際には、一定の金額を先に貯金しておき、残った金額を生活費に充てると計画的な貯蓄ができますよ。
それから、独身の方こそ取り組みやすいのは、積極的な資産形成です。近年は預金金利がとても低いので、投資信託や株式などの運用商品を活用して、お金を増やしていくことも考えられるでしょう。
資産運用は、長期的に取り組むことによって値動きの幅を抑えやすいといわれています。若い方ほど長期投資が可能ですので、早めに資産運用を始めてもいいと思いますよ。
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資産運用には、株や不動産などいくつか選択肢がありますが、保険も活用できるのでしょうか?
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保険による資産形成には、個人年金保険の活用がおすすめです。個人年金保険は、自分で積み立てる年金です。長期的に保険料を積み立てることで、年金を定期的に受け取ることができますよ。老後に受け取れる資金を用意しておけば、退職後も安心ですね。
老後費用+もしもの出来事への備えが○

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老後まで豊かな生活を送るために、独身だからこそ注意しておきたいポイントはありますか?
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総務省の調査*によると、60歳以上無職単身者のひと月当たりの収入は12万3,325円、対してひと月当たりの支出は16万1,995円でした。不足する3万8,670円は、貯蓄や公的年金、個人年金保険などでまかなう必要がありますね。
また、これはあくまで平均的な金額です。独身の方は一人分の老後資金を用意すればいい、と考えている人も多いかもしれませんが、実は独身の方こそ少し多めにお金を準備しておいた方がいいと思います。
というのも、親の介護や自分の病気など予測しにくいトラブルが発生したときに、独身の方はそれらを解決するための様々なサービスを利用する頻度が高くなるといわれています。自分にとって予期せぬことが起こったときにお金がない、という状況は避けたいですよね。
*家計調査報告(家計収支編)2018年(平成30年)II 総世帯及び単身世帯の家計収支 -
たしかに、何かトラブルが発生したときに対応できるお金を持っていた方が安心できますね。
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年齢が進むにつれて、かさみやすいのが医療費です。例えば医療保険やガン保険にあらかじめ加入しておくことで、トラブル時の支出をなるべく抑えることができると思いますよ。最近では平均余命が長くなっていますので、健康に気をつけつつ、金銭的にもいつまでも安心して暮らせるための備えは必要でしょう。
お金や保険について考えるタイミング

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そうはいっても、今はまだ健康に大きな不安があるわけではないので、貯金や保険について気が回りにくいのが現状です。どのようなタイミングでお金や保険について考えるといいのでしょうか?
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転職や新しい目標ができたときなど、“Life 2.0”のタイミングを迎えたときに考えるのがおすすめです。ネガティブな出来事が起きたときに考え始める人も少なくありませんが、転機となるときこそ前向きに考えたいところ。収入や支出のバランスから長期的に貯めたい貯蓄額、加入した方がいい保険などを検討するといいですよ。
その際には、一人で悩むよりもお金の専門家であるファイナンシャル・プランナー(FP)に相談するといいでしょう。わたくしどもプランライト・アドバイザーにも、FP資格を有している者が多数います。日頃の家計相談から今後のライフプランまで、あらゆる問題を検討して一緒に解決していきますよ。
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プランライト・アドバイザーにはどのように相談したらいいのでしょうか? また、実際に相談したいときには、どうやってコンタクトを取ればいいですか?
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保険会社によって異なりますが、マニュライフ生命では公式サイトやフリーダイヤルから相談申し込みを受け付けています。お客さまに合わせて時間・場所を調整しますので、まずは申し込んでみてくださいね。
いまや晩婚率・未婚率は上昇し、自分らしい人生を満喫している方も多くなりました。資産形成・家計見直しのプロフェッショナルとして、マニュライフ生命にはプランライト・アドバイザーが多数在籍しています。プランライト・アドバイザーと話すことで、お金の悩みや不安を解決するヒントが得られるかもしれません。皆さまのLife 2.0を実現するために、「プランライト・アドバイザーに相談する」という選択肢もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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(※)保険商品のしくみ、リスクやご負担いただく費用などは必ずご確認ください。
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金指 歩(かなさしあゆみ) - 法学部政治学科卒。在学中にFP3級取得。新卒入社した大手信託銀行にて営業・企画を担当。不動産業界や証券会社にも在籍した後、その経験を生かして金融ライターとして独立。
※この記事は執筆者独自の見解です。
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