訪問型の病児保育事業などを中心に「親子の笑顔を妨げる社会問題」の解決に挑戦する、NPO法人フローレンスの代表を務める駒崎弘樹さん。私立市川高校在学中に1年間休学してワシントン州に滞在し、1999年3月に同高校を卒業。慶應義塾大学総合政策学部に入学してからはベンチャー企業の社長を経験し、大学卒業後にフローレンスを立ち上げました。

大学時代、駒崎さんはベビーシッターをしていた母親から、熱を出した子どもを看病するために会社を休んだお客さんが、会社をクビになったという話を聞きます。当たり前の行動をしただけなのにクビになってしまうという事実に強い憤りを感じた彼は、その後、病児保育問題に取り組む会社の起業を決意します。

学生時代に社長として活動していたベンチャー企業では、「誰のために役立っているのか」という悩みを抱えながら働くことが多かったと語る駒崎さん。一方、現在の仕事は子育てや子どもたちに関する問題を直接解決することができるので、迷いなくやりがいを持って仕事を遂行できていると話します。

待機児童問題や障害児保育問題など、子育てをめぐる課題は常に山積していて、時にはくじけそうになることもある、と語る駒崎さん。それでも、「助けてほしい」という声に応えたいという信念は揺らがない、と続けます。

親子のかけがえのない笑顔を守るために、道なき道を進み続ける彼の、“Life 2.0”とは?