映画監督として、2013年から活動している榊原さんは、元理学療法士という異色の経歴の持ち主。

学生時代に、サッカー部でお世話になったスポーツトレーナーの影響で、理学療法士の仕事に興味を持ったと語る彼は、専門学校に進学し、大学病院に勤めることになりました。そこで多くの患者さんと接する中で、自分の思いをもっと広く多くの人に発信できるスキルを持ちたいと考え、映画監督になることを決意します。実は彼には、高校時代に映画監督にも理学療法士と同じく憧れを抱いていたものの、当時は周囲の「難しいのでは」という言葉に納得してすぐに進路変更したという経験がありました。その後、理学療法士として働く中で、改めて映画監督への思いを醸成していったのです。

2013年に初監督作品がShort Shorts Film Festival & Asia 2014 Japan部門にノミネートされ、その後もコンスタントに1年間に1〜2本の映画を製作してきた榊原さん。2018年11月には、理学療法士が主人公の映画を発表しました。自身の経験を活かすことができたと話します。

映像の綺麗さへのこだわりや、構成面での面白さ、ストーリーの巧妙な作り込みなど、映画を魅力的にする要素はたくさんありますが、目を背けてしまいがちな課題やテーマを取り上げて、「自分」というフィルターを通して丁寧に伝えていきたいと話す彼の“Life 2.0”とは?