弁護士として、ファッション業界の課題の解決を目指す海老澤美幸さんは、自治省(現・総務省)の官僚から、ファッション雑誌の編集者を経て、司法試験に合格し弁護士になった異色の経歴の持ち主。

大学卒業後に自治省に入省後、すぐに岐阜県庁に出向となった海老澤さん。昔は繊維産業が盛んだった岐阜の駅前は、シャッター街になっていました。学生時代からファッションが好きだった彼女は、繊維産業が担うファッションについて何か取り組まなければという思いから、両親に何も告げずに自治省を辞め、出版社に転職しファッション雑誌の編集に携わるようになります。

その後、出版社を離れスタイリストもできるエディターを目指してロンドンに留学。帰国後はフリーのファッションエディターとして活動します。出版社勤務、ロンドン留学、そしてフリーのファッションエディターとして業界に関わる中で感じたのは、カメラマンの著作権や、モデルの肖像権など業界に横たわるさまざまな法律問題。その後、ファッション業界の課題を解決する弁護士になりたいという思いから勉強を始め、2016年に最高裁判所司法研修を修了し、弁護士として歩み始めます。

「良くも悪くも、『これだ!』と決めたらそこに向かって走り始めてしまう」と笑顔で語る海老澤さん。「ただ、そのためにはそこに飛び込めるだけの備えが必要」と言う彼女の“Life 2.0”とは?