プロランナー
大迫選手の「資金計画」とは?
世界で活躍するからこそ抱く
将来ビジョン

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早大時代には1年次から箱根駅伝の中心選手として活躍。2013年、15年の世界陸上、続く16年にはリオデジャネイロオリンピックに出場。17年からは本格的にフルマラソンに参戦し、米国ボストンマラソンでは3位、同年12月に行われた福岡国際マラソンでも日本人1位となった大迫傑選手。2020年に向けた代表選考レース「マラソン・グランド・チャンピオンシップ・レース」(MGCレース)への出場権を手にした。現在はアメリカを拠点に活動し、プロランナーとして注目される存在となった。今回、そんな大迫選手とマニュライフ生命保険の元プランライト・アドバイザー(PA)(※)で現CEOオフィス シニアマネージャーの松岡一嘉氏が、「自分らしく生きること」をキーワードに対談。大迫選手の“自分らしい、これからの生き方”であるLife 2.0とは? ※プランライト・アドバイザー…マニュライフ生命は、「人生の様々な夢やイベントを実現するための貯蓄や、夢やイベントを守るための保障を必要な時に必要なだけ最適な方法で準備する」ことをお客様自身に選択いただく「プランライト」という考え方を提唱しています。そして「プランライト」の考え方に基づき、一人ひとりのお客様やご家族に最適なコンサルティングを行うのが、プランライト・アドバイザーです。

やりたいことをやりたい気持ちが自分らしい人生に

松岡

2011年の第87回箱根駅伝は早大が18年ぶりに総合優勝した年でした。大迫さんは、当時1年生ながら1区(大手町~鶴見)に起用され、序盤から集団を一気に抜け出し、トップに立ちました。そのときのことは今でも鮮烈に覚えています。当時はどんな心境だったのですか。

大迫

あのときは最初から行く、誰が来ても自分のペースで走ると決めていました。実際、走ると調子も良く、最初のペースでそのままいくと監督とも打ち合わせをしていました。多くの観客やカメラに囲まれていましたが、意外と冷静でしたね。浮足立つこともなく、良いレースのときは特にそうなのですが、客観的に自分を見ていました。1区を任されたことも、普通のレースの状況に近く、かえってやりやすかったですね。

松岡

その後、大迫さんは実業団など経て、アメリカに渡り、現在はマラソンのプロランナーとして活躍されています。マラソンは過酷なスポーツですが、それに挑戦なさろうと決断されたのはいつごろですか。

大迫

自分の心の中では、ずっとマラソンをやってみたいという気持ちがありました。大学時代もどうすべきか悩んでいたのですが、アメリカで練習するうちに、マラソンを本格的にやってみたいと思うようになりました。マラソンは注目度や賞金などを含め、人気の高い競技の一つです。プロ選手として生きていくのであれば、もっと大きな舞台で挑戦してみたい。アメリカに渡ることで家族に負担をかけることは申し訳なく思いましたが、やはり自分の力を試してみたいという気持ちが一番大きかったのかもしれません。

松岡

私のLife 2.0は、31歳のときに生保業界に転職したことです。当時、子供が1歳と3歳でしたが、寝食を忘れるほど一生懸命働きました。周囲からは家族のために仕事を頑張っているのだろうと思われがちでしたが、もちろんそれもありましたけれど、生保業界での自分の人生を楽しみながら、自分のやりたいことを実現したい。その結果として、家族を幸せにすることが出来たら良いなという価値観を持っていました。

大迫

私も同じです。自分の才能を100%活かせるような環境でやりたいことをやってみたい。自分を磨き、トップレベルの選手と競っていきたい。アメリカに渡ったのも、そうした環境に身を置いて、つねに自分を高めたかったからなのです。

プロセスを意識しながら、一つひとつ目標をクリアしていく

松岡

アメリカで活動する中、不安になったことはありませんでしたか。

大迫

最初の頃は練習のレベルも非常に高く、毎日大会に出場しているような緊張感もあり、心も身体も疲弊していた時期がありました。でも環境に慣れていくうちに、一段高い世界が見えるようになりました。アメリカでは日本と異なり、コーチとはパートナーの関係です。互いに話し合って、一緒に考えながらトレーニングをしていきます。練習でも無駄な練習は一切しません。一つひとつの練習が意味を持ったもので、非常に勉強になっています。

松岡

大迫さんはどのように目標を立てられるのですか。

大迫

1つの大会を目標にして、それまでの半年間を、どのように練習すればいいのか。そのために練習を分割し、各段階の目標を定め、そのプロセスを意識しながら、一つひとつ目標をクリアしていくことで、最終的なゴールに近づけていきます。将来、選手から指導者の立場に変わったときも、同じように目標に至るプロセスを定めて、一つひとつクリアしていくことを大事にしていきたいと思っています。

松岡

プロランナーとして活躍される大迫選手ですが、陸上界では日本記録を出せば日本陸連の協賛企業から1億円の賞金がもらえるという報奨金制度(※2)があるそうですね。狙っていらっしゃいますか。※2 日本実業団陸上競技連合(実業団)が主催するProject EXCEED®

マニュライフ生命 CEOオフィス シニアマネージャー松岡一嘉氏
大迫

そのために頑張るわけではありませんが、もらえるとうれしいでしょうね。自分がより強くなれるものであれば、何でも挑戦していきたい。マラソン界の価値を上げるためにも、選手として陸上界に貢献していきたいと思っています。

松岡

自分らしく生きている大迫選手ですが、やはり家族も同じくらい大事だと思います。今、アメリカを拠点に活動されていますが、お子様の教育については、どのように考えていらっしゃいますか。

大迫

子供たちは高校生くらいで、一度日本に戻したいですね。子供たちが今後何をするにしても日本人のメンタリティを大事にしてほしい。そのために思春期に日本で生活させたいと思っています。ときに日本人は真面目で働き過ぎだと指摘されることがありますが、逆に言えば、それが強みにもなっているのです。だからこそ、日本のマラソン選手は強い。子供たちにも日本人の良さを知ってほしいですね。

スポーツ選手には欠かせないファイナンシャルプランナー

松岡

私たちは、お客様のマネージャーのような存在として、お金の面からライフプランのサポートを行うことが仕事です。大迫さんは人生設計をつくることについて、どう考えられていますか。

大迫

とても大事なことだと思っています。日々の生活では、入ってくるお金を大きくして、出ていくお金を小さくしていくことを考えていますが、長期的なお金のことになると、あまり考えていないかもしれません。私としては、引退しても自由に旅行できるだけの資金は準備しておきたいと思っていますが、どうすればいいのでしょうか。

松岡

私たちはお客様のライフプランに寄り添うために、お客様の人生設計の目安となるようにこれから起こるライフイベントを「プランライト・シート」に書いてもらうようにしています。大迫さんにも書いてもらいましたが、人生の状況がどのように変わっても、ファイナンシャルプランナーと相談することで、計画を適切に練り直すことができるのです。

大迫

私の周囲のスポーツ選手たちもファイナンシャルプランナーに相談している人が多いように思います。スポーツ選手は競技を引退した後の人生も長いので、その意味で、ファイナンシャルプランナーは欠かせない存在だと言えますね。

松岡

私は父親として子供たちがやりたいことはやらせてあげたいと思っていますが、その反面、子供の教育にはお金もかかります。大迫さんは父親として、お子様の教育について、どのようにお考えですか。

大迫

私も子供にはやりたいことをやらせてあげたいですね。そうして人生の選択肢を増やしてほしいと思っています。もし選択肢が少なければ、価値観も狭いものになってしまいます。大事なことは親が子供の将来を決めるのではなく、子供たちに自分でやりたいことをやらせてあげて、子供たち自身で目標を見つけることです。その目標を達成するために何が必要なのか。そのときゴールとプロセスという考え方ができるように、私は父親としてサポートしてあげたいと思っています。

人生100年時代を迎えた今、日々充実した生活を送るために

松岡

私たちは日頃から、お客様のライフプランをデータに基づいてアドバイスしています。たとえば、金利のちょっとした違いで将来的にどのような貯蓄の差が生まれるのか。データを基にすれば、これまで見えなかったものが見えてきます。そうすることで、人生設計の具体的なイメージも持てるようになるのです。

大迫

私はプロランナーであると同時に個人事業主でもあるので、自分のライフプランをどのようにたてればいいのかを知るべきだと思っています。ただ、自分だけで考えるのは難しい。だからこそ、ファイナンシャルプランナーといった方々と一緒に考えることは大切なんだと思います。海外の選手は、ほとんどの人に専任の方がついてますね。私も職業柄、いつどれくらい稼ぐことができるのかわからない。だからこそ、お金のことを知って、準備しておきたい。準備をしてこそ、覚悟を持って目の前の仕事に邁進できると思っています。

松岡

アメリカでは弁護士と医者、それにファイナンシャルプランナーを自分の周囲においておけとよく言われます。自分が仕事に集中して頑張っていくためにも、お金について身近に相談できる人がいるかどうかは意外に人生の大きな差になるのではないかと考えています。

大迫

そうですね。私は税理士の方とか、色々と相談をして資金計画をたてていますが、初めから知っていたら、もっと楽だったのかなと思います。

松岡

マニュライフ生命が提唱している“自分らしい、これからの生き方”であるLife 2.0。私たちも、お客様一人ひとりの人生をコンサルティングして、将来の設計に基づいてお客様に合ったサポートをしていきたいと考えています。人生100年時代を迎えた今、日々充実した生活を送るためにも、お客様のライフプランづくりを、誠意をもってサポートしていきたいと思っています。

大迫

ライフプランづくりの勉強になりました。今日はありがとうございました。

東洋経済オンラインより転載
(制作・東洋経済企画広告制作チーム)

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