東京都・世田谷区の国立成育医療研究センター内の医療型短期入所施設「もみじの家」で、施設全体をマネジメントするハウスマネージャーを務める内多勝康(うちだかつやす)さんは、元アナウンサー。2016年に退職し、これまでの環境とは全く異なる医療の世界に足を踏み入れました。

アナウンサー時代に医療や福祉の現場で取材を行うことが多かったことから、退職後は福祉の仕事をしたいと考えるようになり、働きながら社会福祉士の資格を取得した内多さん。福祉関係の知り合いが増え、そのつながりで「もみじの家」のハウスマネージャーの誘いを受けます。53歳を前に早期退職という大きな決断を経て、現在に至ります。

もみじの家は、人工呼吸器の管理やチューブを通した栄養の摂取などの医療的ケアを必要とする子どもたちが過ごしています。普段、自宅で子どもたちのケアを担う家族の負担を減らし、安心してリフレッシュして過ごしてもらいたいという想いから、施設内は明るいデザインやゆとりのある空間づくりが進められています。「こんな施設を待ち望んでいました」という利用者の家族からの言葉が働く原動力であり、同時に施設の重要性を改めて感じると話す内多さん。医療的ケアが必要な子どもたちは全国に1万7,000人以上いるといわれており、今後も増え続けていくといわれています。

アナウンサーとしてこれまでたくさんの人に出会ってきた彼が、もみじの家で見つけたのは「居場所」でした。前職の経験を生かしながら、人との関わりの中で自医療の課題に向き合い続ける内多さんの“Life 2.0”とは?

もみじの家
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