日本では古くから様々な祭りが開催されてきました。全国各地で開催されている、暑さをも吹き飛ばす伝統の夏祭りをご紹介します。

大阪府・岸和田市の岸和田だんじり祭は、約300年前に五穀豊穣を祈願して行われた稲荷祭が起源とされる祭り。不安定なだんじり(山車)の屋根の上で方向の指示を出しながら舞う大工方(屋根乗り)の姿や、スピードを保ったまま勢いよく角を曲がる豪快なやりまわしが特徴です。

高知県・高知市のよさこい祭りは、「市民の生活を繁栄させたい」という思いから始まった夏祭り。涼やかなリズムを刻む鳴子を持った踊り子が街を彩ります。また高知県のよさこい祭りは全国に広まり、その土地ならではよさこい祭りが各地で開催されています。

東京都・江東区の深川八幡祭りは、江戸三大祭の一つに数えられる伝統行事。別名「水掛け祭」と呼ばれ、沿道の観衆から神輿の担ぎ手に水が掛けられます。「ワッショイワッショイ」の伝統的な掛け声が、より一体感を生み出しています。

他にも、鬼の退散を祝ったことが起源とされる岩手県・盛岡市のさんさ踊りや、祗園祭と共に夏の風物詩に挙げられる、京都府・京都市の各山で行われる京都五山送り火、無形民俗文化財に指定されている愛知県・刈谷市の刈谷万燈祭など、特徴的な夏祭りが日本にはたくさんあります。歴史や文化を学びに足を運んでみては?